パフォーマンスモニタで監視する主な項目のメモ。
■メモリ
Memory\Available MBytes
・・・使用可能なメモリ(Mバイト)。
一般的には物理メモリの5%以上の値が好ましい。
Memory\Page Faults/sec
・・・1秒あたりのページフォルトの回数。
Memory\Pages/Sec
・・・1秒あたりのディスクからのRead/Writeのページ数。
一般的には常に20を超える場合はメモリがボトルネックになっている可能性が高い。
ただし、アプリケーションのロードなどが発生した場合はその時点で大きい値となりがち。
Memory\Commit Limit
・・・物理+仮想の利用可能メモリの最大容量。
Memory\Commited Bytes
・・・メモリ使用量。
■プロセッサ
Processor\%Processor Time
・・・CPU使用率。
Processor\%User Time
・・・ユーザモード(アプリケーション)でのCPU使用率。
Processor\%Privileged Time
・・・カーネルモード(OS)でのCPU使用率。
■ディスク
Physical Disk\Avg. Disk Queue Length
・・・ディスクへアクセス待ちしている要求の数。
平均して2を超える場合はディスクアクセスがボトルネックになっている可能性がある。
■SQLServer 関連
[SQLServer名]:Buffer Manager\Buffer cache hit ratio
・・・バッファキャッシュのヒット率。
90%以上が好ましい。
[SQLServer名]:Memory Manager\Total Server Memory
・・・SQLServerのプロセスが使用しているメモリサイズ。
[SQLServer名]:Memory Manager\Connection Memory
・・・ユーザ接続に使用しているメモリサイズ。
[SQLServer名]:Memory Manager\Lock Memory
・・・ロックに使用しているメモリサイズ。