交渉

■交渉の種類


○ソフト型交渉

対立を避けるため譲歩する。

→満足する結果を得られないことが多い(結局、利用されるだけ)

相手がハード型できたら原則立脚型交渉で対応する。


○ハード型交渉

あくまで要求を押し通そうとする。

→交渉決裂 or 相手との関係悪化



○原則立脚型交渉

対立する利害(価格など)に焦点を向けてもキリがない。

そこを一旦置いておき、対立しない利害を検討し、双方メリットとなる結果を導き出す。

また、相手の要求しているものが、必ずしも目的ではないかもしれない。真の目的を見極める。


例)窓を開けたい→「窓を開ける」のが目的ではなく「空気の入れ替え」が真の目的だったりする。




■交渉のポイント


○準備


これ以上は引けないという最終ラインおあらかじめ決めておく。
→これに達しない場合は「今回はご縁がなかったということで。。。」


客観的な基準を用意しておく。


いくつもの選択肢を用意しておく。


相手の利害を考える。


○交渉中


人と問題を分ける。


例)悪いところは謝罪する。言い訳をしない。ただし、問題についての譲歩はしない(人と問題を分ける)。
その人を立てる。相手の立場を考慮する。


問題に対して、対立するのではなく協力して問題に取り組む雰囲気を作る。


感情的にならない。
相手が感情的になった場合、とにかく話しを聞くことに徹して反論しない。



○交渉中のテクニック


相手が自分が全く引かない場合、交渉が決裂した場合を想像させる。(脅しはしない)。


批判された場合、相手にアドバイスを求める。
例)「じゃあ、どのような案があるか教えていただけないでしょうか?」


脅しや圧力は無視する。または別の見方へもっていく。

例)「価格を下げれないか?」
「じゃあ、この機能を削りましょうか?」