XML構成ファイル

SSISXML構成ファイルを使用するとSSISパッケージの実行時に
必要な情報を外部ファイルに記述しておくことができる


データベースの接続情報やファイルのパスなどを各パッケージ毎に記述するのではなく
一元管理したい場合などに適している
(iniファイルみたいなもの)



以下、XML構成ファイルを利用してデータベースの接続情報を管理する際の手順


1.パッケージを作成する


2.ProtectionLevelプロパティをDontSaveSensitiveとする


3.メニューバーの「SSIS」→「パッケージ構成」で「パッケージ構成オーガナイザ」を起動


4.パッケージ構成オーガナイザの「パッケージ構成を有効にする」のチェックをオンにする


5.「追加」でパッケージ構成ウィザードを起動


6.構成の種類で「XML構成ファイル」を選び、構成ファイルの保存先を入力し「次へ」


7.構成ファイルに格納するプロパティにチェックを付けて「次へ」
(今回はデータベースの接続先を格納するので「接続マネージャ」の作成した接続先のチェックをオンにする)


8.「完了」でXML構成ファイルの作成が完了する


9.作成したXML構成ファイルにはDB接続のパスワードは記載されていないので
  テキストエディタ等でパスワードをXML構成ファイルに記述する必要がある。


  追加する箇所は以下の通り

	<Configuration ConfiguredType="Property" Path="\Package.Connections[Hoge].Properties[Password]" ValueType="String">
	 <ConfiguredValue>★ここにパスワードを記述</ConfiguredValue>
	</Configuration>

10.実行する場合は8で作成した構成ファイルを/Confオプションでフルパスで指定する

dtexec  /SQL "パッケージ名" /Ser サーバ名 /Conf "D:\work\hoge_conf.dtsConfig"


動作確認環境:SQL Server 2008 Developer